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ル・マン24時間:公開車検で見たアウディR18 e-tronクワトロ [モータースポーツ]

2日間の公開車検がつつがなく終了したようです。興味の対象は人それぞれあるでしょうが、ここぞとばかりにボディワークのディテールを狙う人たちが一定数います。例えば、アウディのトランスポーターが会場近くの積み降ろし場に到着すると、こんなふうにカメラを構えた人たちが出待ちします。

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リヤゲートが開きました。前向きに降ろしてくれるのはチームの良心でしょう。

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みんな、フロントカウルの下を撮りたいのですから(と、勝手にそう思っています)。ポルシェもそうですが、外向きにカーブしたターニングベーン(矢印)を並べるのが2015年型のトレンド。

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アウディR18 e-tronクワトロの場合、フラップの角度調整ができる構造(丸囲み)になっています。

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WEC第2戦スパでロードラッグ仕様が登場したときから気になっていました。フロントセクションには3本の細いバーが並んでいますが、最後列は後方から空気が抜ける構造になっているのかそうでないのか。前から見ただけでは判断つきかねますね。

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後ろから覗いてみたら開断面となっており、中をタイロッドが通っていました。下から上に空気を抜く目的ではないようですね。2本目のバーも開断面になっています。狙いが気になります。

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後ろも(一部)見ておきましょう。車検の順番待ちをしているタイミングを狙って撮影します。ディフューザー両脇のプレートに5月31の公式テストから義務づけられたレインライト(矢印)が追加されていますね。

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車検場では下の写真のように、リフトを用いて車両を持ち上げ、テンプレートをあてて各部が規定どおりの寸法になっているかどうか、チェックします。

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ここも、下を覗くチャンス(とくにフロントまわり)なのですが、LMP2はリフトアップしてくれても、LMP1は上げてくれなくなりました(2014年からだったでしょうか)。なので、アウディR18 e-tronクワトロの場合、順序に従ってリフトには載るものの、持ち上がることなく降りていきます。

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集合写真などの記念撮影を済ませ、積み降ろし場に戻っていきます。

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