HondaJet World Tour in Japan 2015記者会見 [その他]
「Honda」ブランドのビジネスジェット、「HondaJet(ホンダジェット)」が4月23日、東京国際空港(羽田)でメディアに公開されました。4月25日の仙台空港を手始めに、国内6ヵ所で一般公開イベント(デモフライトや地上展示)や顧客試乗会を行うのに合わせ、羽田に立ち寄ったというわけです。
滑走路で着陸シーンを撮影することも可能でしたが、記者会見場の大型スクリーンで確認しました。
会場はANA機体メンテナンスセンター格納庫です。しばらくすると格納庫の扉が開き、HondaJetが駐機場に進んでくるのが見えました。
シャッターチャンスを逃すまいとする人波のすごさにも圧倒されましたが、思い切り逆光だったのが、素人カメラマン的にはつらい。
ホンダの航空機事業子会社である「ホンダ・エアクラフト・カンパニー」の藤野道格社長以下、クルーが降りてきます。この日の午前中に発表になった新型ステップワゴンでお出迎え。人やクルマとの対比から、ホンダジェットのサイズ(全長12.99m×翼幅12.12m×全高4.54m)が感じられるでしょうか。
格納庫に入ってきました。
所定の位置に収まります。標準仕様は乗員1名+乗客5名(乗員2名+乗客4名)。化粧室がついています。
会場にはホンダがゼロから自社開発したターボファンエンジン「HF120」が展示してありました。GEとの合弁会社であるGEホンダ・エアロ・エンジンズが認定取得と販売(ホンダ・エアクラフト・カンパニーだけでなく、他機体メーカーも含む)を行います。
「こんなに小さいの?」が第一印象。
前端に配置されたファンを見ます。機能美、ですね。
藤野社長と本田技研工業の伊東孝紳代表取締役社長執行役員、山本専務が並んで記念撮影。
プレゼンテーションでは「自然層流」(付加物などに頼らず、形状そのもので空力効率を高める発想)という言葉が頻繁に出てきました。高速飛行と低燃費を両立させるキー技術。翼だけでなくノーズ部も自然層流の考えに基づいた設計です。
ノーズ側面に、対気速度を測るピトー管が見えます。ついついF1やWECなどを走るレーシングカーを連想してしまいますが、航空機の方が先。
大きなカタチから小さなカタチに至るまで、それぞれどんな意味があるのか、気になりますね。
HondaJetの最大の特徴はエンジンを主翼の上に配置する構造。胴体後部両脇にエンジンを搭載する構造に対し、胴体内スペース(キャビン+荷室)を有効に活用するのが狙い。エンジンが胴体から離れているので、振動・騒音面でも有利。エンジンポッドに対してマウントがオフセットしているのは、整備性を確保するためだそう。
「ホンダジェットのテクノロジー」については、Motor Fan illustrated VOL.46―図解・自動車のテクノロジー (モーターファン別冊)
にまとまっています。
http://www.facebook.com/serakota
滑走路で着陸シーンを撮影することも可能でしたが、記者会見場の大型スクリーンで確認しました。
会場はANA機体メンテナンスセンター格納庫です。しばらくすると格納庫の扉が開き、HondaJetが駐機場に進んでくるのが見えました。
シャッターチャンスを逃すまいとする人波のすごさにも圧倒されましたが、思い切り逆光だったのが、素人カメラマン的にはつらい。
ホンダの航空機事業子会社である「ホンダ・エアクラフト・カンパニー」の藤野道格社長以下、クルーが降りてきます。この日の午前中に発表になった新型ステップワゴンでお出迎え。人やクルマとの対比から、ホンダジェットのサイズ(全長12.99m×翼幅12.12m×全高4.54m)が感じられるでしょうか。
格納庫に入ってきました。
所定の位置に収まります。標準仕様は乗員1名+乗客5名(乗員2名+乗客4名)。化粧室がついています。
会場にはホンダがゼロから自社開発したターボファンエンジン「HF120」が展示してありました。GEとの合弁会社であるGEホンダ・エアロ・エンジンズが認定取得と販売(ホンダ・エアクラフト・カンパニーだけでなく、他機体メーカーも含む)を行います。
「こんなに小さいの?」が第一印象。
前端に配置されたファンを見ます。機能美、ですね。
藤野社長と本田技研工業の伊東孝紳代表取締役社長執行役員、山本専務が並んで記念撮影。
プレゼンテーションでは「自然層流」(付加物などに頼らず、形状そのもので空力効率を高める発想)という言葉が頻繁に出てきました。高速飛行と低燃費を両立させるキー技術。翼だけでなくノーズ部も自然層流の考えに基づいた設計です。
ノーズ側面に、対気速度を測るピトー管が見えます。ついついF1やWECなどを走るレーシングカーを連想してしまいますが、航空機の方が先。
大きなカタチから小さなカタチに至るまで、それぞれどんな意味があるのか、気になりますね。
HondaJetの最大の特徴はエンジンを主翼の上に配置する構造。胴体後部両脇にエンジンを搭載する構造に対し、胴体内スペース(キャビン+荷室)を有効に活用するのが狙い。エンジンが胴体から離れているので、振動・騒音面でも有利。エンジンポッドに対してマウントがオフセットしているのは、整備性を確保するためだそう。
「ホンダジェットのテクノロジー」については、Motor Fan illustrated VOL.46―図解・自動車のテクノロジー (モーターファン別冊)
にまとまっています。
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