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フェラーリのホイールナットやメルセデスのサスペンションアームなど [F1]

スターティンググリッドに向かうべく、ピットレーンを離れようとするK・マグヌッセンのマクラーレンMP4-30です。このときはまさか、グリッドに着くことなくレースを終えようとは思ってもいませんでした。残念。

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ケビン車は予選後に右バンクの点火プラグとイグニッションコイルを交換していますが、それらにまつわる影響ではなさそうだと、レース後、ホンダのF1プロジェクト総責任者、新井康久氏は説明してくれました。「まだエンジンを確認していないので、はっきりしたことはわからない」というのが実状でした。

ピットレーン出口で撮影した写真を眺めると、MP4-30のリヤサスペンションが変わったレイアウト/形状をしているのがわかります。

マクラーレンMP4-30
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凝り具合ならメルセデスAMGのW06も負けていません。こちらはフロント。

メルセデスAMG W06
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こちらはリヤ。完全に、空力を意識した形状ですね。

メルセデスAMG W06
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フェラーリのキミ・ライコネンはホイールナットのトラブルでリタイヤしました。1回目のピットストップの際にハブ側に刻んである溝を壊してしまい、そのせいで2回目の交換の際、正常な状態で取り付けることができなくなってしまったのがリタイヤの理由。

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タイヤ交換の効率を高めるため(交換時間短縮のため)、ナットがホイールから落ちない構造にするのは、近年の一般的傾向。ホイールガンを差し込んだ際に機能するロック解除および脱落防止機構が付いています。

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