お宝(?)いっぱいなイケヤフォーミュラ [クルマ]
シームレスシフトトランスミッションの取材が目的で訪れたのですが、案内していただいた部屋の中やらガレージの中やらに気になるものがいろいろ置いてあり、いちいち説明を受けている間に滞在が長引いた、というわけです。
例えば、これ。コインパーキングで見かける駐車ロック板です。
イケヤフォーミュラの製品なのですが、クルマのメカを応用した機構となっているのは、カバーを開けてみるとわかります。モーターがウォームギヤを回転させると、直交したウォームドラムが回転し、フラップが上がったり下がったりする仕組み。フラップが上がった状態で掛かった荷重は、コイルスプリングが受け止め、押し戻します。
不届き者がフラップを乗り越えようとした場合、フラップが頑張って持ちこたえようとすると、最終的に機械部に大きなダメージをおよぼす可能性があります。そこで、一定の力が掛かるとウォームドラム内の多板クラッチが滑り、フラップが倒れる仕組みになっています。
なんとしても不届き者を逃さないと考えれば数値(トルク)を高めに設定。いやいや、ロック装置が壊れるダメージの方が痛いと考えれば、数値を低めに設定することも可能です。
こちらは駐車場にとまっていた日産キャラバン。
何の変哲もないワンボックス車ですが、実は手作りのトランスミッションテストリグです。試験機に負荷を与えるのに、実走行車両のパワートレーンを使っているのですね。
こちらはLSD。ピニオンシャフトが分割式(スーパーフォーミュラが搭載するヒューランド製LSDもそうですが)なのと、プレッシャーリングとデフケースの間にピンが挟み込んであるのが気になりますね。
最初に見学したときには気づかなくて、「奥にありますよ」と指摘されて気づいたのがこれ。レイトンハウスのGCマシン。
お腹いっぱいです。
http://www.facebook.com/serakota
例えば、これ。コインパーキングで見かける駐車ロック板です。
イケヤフォーミュラの製品なのですが、クルマのメカを応用した機構となっているのは、カバーを開けてみるとわかります。モーターがウォームギヤを回転させると、直交したウォームドラムが回転し、フラップが上がったり下がったりする仕組み。フラップが上がった状態で掛かった荷重は、コイルスプリングが受け止め、押し戻します。
不届き者がフラップを乗り越えようとした場合、フラップが頑張って持ちこたえようとすると、最終的に機械部に大きなダメージをおよぼす可能性があります。そこで、一定の力が掛かるとウォームドラム内の多板クラッチが滑り、フラップが倒れる仕組みになっています。
なんとしても不届き者を逃さないと考えれば数値(トルク)を高めに設定。いやいや、ロック装置が壊れるダメージの方が痛いと考えれば、数値を低めに設定することも可能です。
こちらは駐車場にとまっていた日産キャラバン。
何の変哲もないワンボックス車ですが、実は手作りのトランスミッションテストリグです。試験機に負荷を与えるのに、実走行車両のパワートレーンを使っているのですね。
こちらはLSD。ピニオンシャフトが分割式(スーパーフォーミュラが搭載するヒューランド製LSDもそうですが)なのと、プレッシャーリングとデフケースの間にピンが挟み込んであるのが気になりますね。
最初に見学したときには気づかなくて、「奥にありますよ」と指摘されて気づいたのがこれ。レイトンハウスのGCマシン。
お腹いっぱいです。
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