何がハイブリッドかというと、外見はスリックタイヤなのに、ウェットでも走れるから(と、ミシュランは説明)。ル・マン24時間レースで初投入するスペックで、インターミディエイトタイヤの代替です。スリックタイヤとの識別点はサイドウォールに「MICHELIN」のロゴが2つあること(スリックは1つ)。

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コースのある部分は濡れていて、残りは乾いているような状況での使用を想定。「モンスーンのような状況でなければ、溝がなくても問題ない」とは開発責任者の弁。排水性は? 「大丈夫」。コンパウンドは? 「スリックのソフトとは違う」 詳細は?「言えない」── ナゾ多し。

ちなみに、アウディR18系はディーゼルエンジン搭載車の「ウルトラ」もディーゼルハイブリッドの「e-tronクワトロ」も同一スペックのタイヤを履いているそう。

こちらは日産デルタウィングのフロントタイヤ。構造もコンパウンドも「通常のタイヤと変わらない。スケールが異なるだけ」だそう。

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