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メルセデスAMGがF1パワーユニットのカットモデルを公開 [F1]

Xにポストした画像のまとめです。

メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワンチームはパワーユニット(PU)に用いる燃料や潤滑油の役割(ペトロナス製です)について解説するシリーズものの動画を公開しました。

随所に映るパワーユニット(年式非公表)のカッタウェイモデルは必見。

下の画像は、動画シリーズの開始に合わせて公開されたカットのひとつ。

MGU-Hアッシーは長尺で、コンプレッサーとタービンはエンジン本体の外に配置されている(Vバンク間のシャフトの位置を低くできるし、コンプレッサーとタービンは大型化できる)のがわかります。

Mercedes_AMG_PU_1_s.jpg
(クリックで拡大)

エピソードは全6回。

第1回はこちら↓



CGから、直噴インジェクターは排気バルブ側配置なのがわかります。

動画シリーズの開始に合わせて公開された画像の別カットがこちら↓

パワーユニットのカッタウェイモデルのほか、油圧を使うコンポーネントやバッテリーパックなどが写っています。

今後順次公開される動画で取り上げられるのでしょう。

Mercedes_AMG_PU_2_s.jpg
(クリックで拡大)

ホンダのパワーユニット(2021年のRA621H)と対比させてみます(比較しやすいように、図は左右反転)。

メルセデスAMGのF1パワーユニットと同様にタービンとコンプレッサーは前後に分離し、間に熱エネルギーを回生する(コンプレッサーの駆動にも使う)MGU-Hを挟んだレイアウトであることがわかります。

Honda_RA621H_side_s.jpg
(クリックで拡大)

タービンとコンプレッサーをVバンク間の外に配置するレイアウトに変更したのは、2017年のRA617Hから。

Mercedes_AMG_PU_3_s.jpg
(クリックで拡大)

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