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Fダクトのコックピット内シュノーケル各種 [F1]

Xにポストした内容に画像を追加して構成します。

2010年に大流行し、このシーズン限りで見納めになったFダクトです(2011年にDRSが導入され、Fダクトを使わずとも合法的にドラッグを減らせるようになりました)。

ダウンフォースと引き換えに発生するドラッグ=空気抵抗が欲しくない直線区間でドライバーがシュノーケルに開いた穴をふさぐことにより、ダクト経路内の流れが変わってリヤウイング裏面のスリットから空気が吹き出し、背面に沿っていた流れが剥離してドラッグが減る仕組み。

下の写真はルノーR30の例。

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(クリックで拡大)

コックピット脇の穴を左手の甲でふさぐタイプ。

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(クリックで拡大)

FORMULA 1の動画では、フェラーリF10をドライブするフェルナンド・アロンソが左手を動かしてFダクトを機能させる様子が映っています。

https://youtu.be/tvIYI6eXsGI?si=LDx1Bmir5_2Vh9CW

フォース・インディアVJM03も左手の甲でふさぐタイプでした(レッドブルRB6も同様)。

写真はすべて、2010年第16戦日本GPで撮影。

P1140232.jpg
(クリックで拡大)

Fダクトを最初に適用したマクラーレンは当初、ひざでシュノーケルの開口部をふさいでいたようでした。

第16戦日本GP時点では、左ひじでふさぐ仕様になっています。

P1140240.jpg
(クリックで拡大)

Fダクトの詳細は、下記の書籍で確認することができます。

『レッドブル・レーシングF1マシン2010年(RB6):オーナーズ・ワークショップ・マニュアル』
https://amzn.to/3SK1q2X

『Motor Fan illustrated特別編集 F1のテクノロジー2』
https://amzn.to/4fMtg8o
https://www.as-books.jp

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