【人テク2024】スバルのS耐使用エンジン部品と再生カーボン材 [モータースポーツ]
『人とくるまのテクノロジー展2024YOKOHAMA』で見かけたモータースポーツ関連部品、スバルのブースからお届けします。
今回の人テクから自動車メーカー系ブース、すべてパシフィコ横浜の北ホールに集まっていました。
スバルのブースには、スーパー耐久シリーズに参戦するBRZが搭載するFA24型、2.4L水平対向4気筒自然吸気エンジンの部品が展示されていました。
2023年第5戦もてぎで約2000kmを走ったピストンとピストンピン、コンロッドです。
直噴インジェクターの噴霧がぶつかるところだけ扇状に色が違いますね。
カーボンニュートラル燃料を使っても、従来のエンジンそのままですよ、という意図だそう。
こちらは2022年第3戦SUGOから使用する、カーボンボンネットフード。
それまでのアルミ製ボンネットに対し、2.0kgの軽量化を実現したそう。
ただのカーボン(CFRP:炭素繊維強化プラスチック)ではなく、再生カーボン材を使っています。
SUBARU航空宇宙カンパニーで航空機製造時に出る端材(「みなさんが想像するよりだいぶ大きい」のだそう)を再生し、使用。
端材のプリプレグ(炭素繊維に樹脂を含浸させたシート)から樹脂のみを焼き飛ばし、炭素繊維に戻して、再度プリプレグにしてCFRP材をつくります。
炭素繊維をイチから作る工程に比べ、製造エネルギーを10分の1程度に抑えることができ、そのぶんCO2排出量の低減につながるというわけです。
再生カーボン材、いいですね。
今回の人テクから自動車メーカー系ブース、すべてパシフィコ横浜の北ホールに集まっていました。
スバルのブースには、スーパー耐久シリーズに参戦するBRZが搭載するFA24型、2.4L水平対向4気筒自然吸気エンジンの部品が展示されていました。
2023年第5戦もてぎで約2000kmを走ったピストンとピストンピン、コンロッドです。
直噴インジェクターの噴霧がぶつかるところだけ扇状に色が違いますね。
カーボンニュートラル燃料を使っても、従来のエンジンそのままですよ、という意図だそう。
こちらは2022年第3戦SUGOから使用する、カーボンボンネットフード。
それまでのアルミ製ボンネットに対し、2.0kgの軽量化を実現したそう。
ただのカーボン(CFRP:炭素繊維強化プラスチック)ではなく、再生カーボン材を使っています。
SUBARU航空宇宙カンパニーで航空機製造時に出る端材(「みなさんが想像するよりだいぶ大きい」のだそう)を再生し、使用。
端材のプリプレグ(炭素繊維に樹脂を含浸させたシート)から樹脂のみを焼き飛ばし、炭素繊維に戻して、再度プリプレグにしてCFRP材をつくります。
炭素繊維をイチから作る工程に比べ、製造エネルギーを10分の1程度に抑えることができ、そのぶんCO2排出量の低減につながるというわけです。
再生カーボン材、いいですね。
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