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【WEC】トヨタGR010ハイブリッド2022年仕様 [モータースポーツ]

TOYOTA GAZOO RacingはWECの2022年シーズンを迎えるにあたり、GR010ハイブリッドの2022年仕様を公開しました。

WEC_2022_Paul_032.jpg

前後のタイヤサイズを変更しています。

2021年仕様は前後ともに31/71-18サイズを装着していました。31は幅(cm)、71は外径(cm)、18はタイヤ内径(インチ)を示しています。

タイヤに関する昨年の記事はこちら↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2021-08-21

2022年仕様はフロントに29/71-18、リヤに34/71-18サイズを装着します。

TGR GR010 HYBRID 2022
GR010_2022_1.jpg

TGR GR010 HYBRID 2021
GR010_2021_1.jpg

タイヤのポテンシャルは接地面積に比例します。前後とも31幅(31+31)を選択するより、前後異サイズ(29+34)を選択したほうがポテンシャルは高いと判断したのでしょう。

パフォーマンスが同じでいいなら、そのぶんタイヤに余力が残ることになります。

タイヤの前後バランスが変わったのに合わせて、空力のバランスも調整したことでしょう。

TGR GR010 HYBRID 2022
GR010_2022_2.jpg

TGR GR010 HYBRID 2021
GR010_2021_2.jpg

リヤウイング翼端板とシャークフィンの形状が変わっています。

レイズ製ホイールのデザインも変更されていますね。

TGR GR010 HYBRID 2022
GR010_2022_3.jpg

TGR GR010 HYBRID 2021
GR010_2021_3.jpg

富士通(FUJITSU)とJFEスチールがパートナーに加わったのも変化点です。

https://www.facebook.com/serakota/

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フロントに余裕があったのかリアが不足気味なのか。
また、フロントタイヤが細くなったことの空力的影響や如何に。
2cmじゃ大して変わらないでしょうか。
by お名前(必須) (2022-03-10 19:23) 

世良耕太

片側20mm違うので、空力の影響は大きいでしょうね。
もともと前後同サイズのタイヤを前提に車両の諸元を決めているはずなので、異サイズへの最適化は相応の労力を要したことと想像します。
by 世良耕太 (2022-03-11 19:10) 

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