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【F1】ザントフールト・サーキットのコーナー紹介 [F1]

F1オランダGPの舞台となっているザントフールト・サーキット(全長4.259km)。バンクが新鮮ですね。

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サーキットの改修を手がけたドローモ(Dromo)側が用意したコーナー解説がありますので、それをもとに紹介していきましょう。

ターン1(ターザン):複数のラインで追い越しが可能になるよう、形状の見直しを行ったそう。

ターン2(ゲルラッハ)は1957年に事故死したWim Gerlachに敬意を表して命名。

ターン3(フーゲンホルツ):壁に突っ込むようなイメージ。「フーゲンホルツ」は、鈴鹿サーキットの設計者にして、当時、ザントフールト・サーキットの支配人を務めていたジョン・フーゲンホルツ(Hugenholtz)に由来。

コース外側のバンク角は19度近くあるので、イン側とアウト側の高低差は4mに達するそう。

ターン4〜ターン5〜ターン6(ロブ・スロートマーカー):ターン3からターン4にかけては高低差8mの上り勾配。一転、ターン5にかけては下り勾配で、高低差は7.5mあります。

バンピーなターン6に向けては再び上り勾配で、高低差は8m。この間、「ローラーコースターのよう」と表現。

ターン6は、1979年に事故死したRob Slotemakerにちなんでの命名。

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(クリックで拡大)

ターン7(シェイブラック):全開で通過することを想定した、5.6度のバンクがついたコーナー。外側に10m幅のランオフが設けてあります。

Scheivlakは境界線(ボーダー)を意味するオランダの古語。

ターン8〜ターン10:この間、ほぼ高低差はなし。バンク角は3度以下。バンクを前提にしたメカニカルセットアップを選択すると、バンクの弱いこのセクションは攻略が難しいのでは、と予測。

ターン12(ハンス・エルンスト):ターン11からアプローチすると、(シングルシーターでは)ターン12のアペックスは見えない、すなわちブラインドコーナー。

コーナーは、かつての支配人(Hans Ernst)にちなんで命名。

ターン13(クムホ):ターン14からホームストレートにかけて全開で駆け抜けるための重要な位置づけ。アグレッシブに行き過ぎるとアンダーステアを出しやすい。

Kumhoはタイヤのブランド名。

ターン14(アリー・ルイエンダイク):18度のバンク角を持つ最終コーナー。このバンクのおかげで、ターン14の340mと678mのホームストレートがひとつの全開区間になり、1コーナーでの追い越し機会を創出。

Arie Luyendijk(1953年〜)は、インディ500で2勝を挙げたオランダ人ドライバー。

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ちなみに、モンツァに残る旧オーバルコースの最大バンク角は21度。

https://www.facebook.com/serakota/

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