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【WEC】LMP2のエンジン出力をさらにダウン [モータースポーツ]

4月29日に開幕するWECシーズン9(2021年)スパ・フランコルシャン6時間を前に、合同テストのプロローグが開催されています(4月26日?27日)。

WEC_2021_Prologue_029.jpg

LMP1にかわって導入されるハイパーカー(LMH)のデビュー戦となります。

TOYOTA GAZOO Racing GR010 Hybrid(LMH)
WEC_2021_Prologue_031.jpg

最高出力が500kWに制限されるLMHとのパフォーマンスの差を設けるため、600bhp(約450kW)だったLMP2(ギブソン製4.2L・V8自然吸気エンジン搭載)の最高出力は560bhp(約420kW)に引き下げられることになっていました。

ところが4月21日に見直しが行われ、LMP2の最高出力をさらに引き下げ、400kW(約536bhp)に制限されることになりました。

また、最低重量は20kg引き上げられ、950kgに規定されます(LMHは1030kg)。

グッドイヤーが1社供給するタイヤ(LMHはミシュラン)は仕様を変更する可能性が示唆されていましたが、パフォーマンスとドライバビリティの観点から、変更しないことに決まりました。



プロローグDay1午前中のタイムを見る限り、LMHよりLMP2のほうが速いようですね。

もう少し様子を見てから、考察してみましょう。

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