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キャデラックDPi-V.Rのエンジン [モータースポーツ]

2021年のデイトナ24時間で総合2位になったキャデラックDPi-V.Rのエンジンも見ておきましょう。

2位になったのは48号車(ジミー・ジョンソン/サイモン・パジェノー/マイク・ロッケンフェラー/小林可夢偉)でした。

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ダラーラのLMP2シャシー(P217)をベースにエンジンを載せ替え、オリジナルのボディワークを被せています。

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エンジンは5.5L・V8OHV自然吸気。2017年に初投入した際は6.2L(LT系)でしたが、翌年から5.5Lに切り換えています。

ターゲットとする600馬力を発生するのに、6.2Lも必要なかったので。

それにしてもエアボックス、大きいですね。

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横から見ると、こんなふう。

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開発は、シボレーのNASCAR向けエンジンの開発・製造を行っているECRエンジンズが担当。

Cadillac-V8-Engine-Cadillac-DPi-VR-Prototype-RaceCar-02a.jpg

量産のV8は直噴化されていますが、DPi用は直噴化しなくてもパワーやドライバビリティのターゲットを達成できるため、ポート噴射を採用しています。

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最高回転数は7600rpm(2017年)。

https://www.facebook.com/serakota/

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ファンネルの高さが

一定ではないように思いますが、最近の流行りでしょうか
by ファンネルの高さが (2021-02-05 11:41) 

世良耕太

ワイドバンド狙いで、あえて同調点を変えているのでしょうか。興味深いですね。
by 世良耕太 (2021-02-05 19:05) 

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