【F1】2020年仕様のブレンボ製ブレーキシステム [F1]
ブレンボ(brembo)が8つのF1チームに供給するブレーキシステムの詳細が発表されました(このうち4チームは、ブレーキ・バイ・ワイヤ=BBWもブレンボ製)。
2020年は前年に比べて最高速が伸びるとブレンボは予想しました。となると、(グリップが低くなることと合わせて)ブレーキを踏んでいる時間が長くなってディスクは以前よりも熱を持つため、クーリング性能を強化する必要があったと説明しています。
32mm厚のフロントブレーキディスクは3種類を用意。ブレーキに対する要求に合わせて最適な仕様を選択します。
最も冷却性能の高いディスクが、7列1480個の冷却ホールを持った「ベリー・ハイ・クーリング」です。
中間的な仕様は、6列1250個の冷却ホールを持った「ハイ・クーリング」。
そして、4列800ホールの「ミディアム・クーリング」。
それぞれに、「グルーブ」仕様が設定されます。2020年シーズンに新たに導入された技術です。
外周に溝を持たせて空気の通り道を作り、冷却性能を高めているのが特徴。
つまり、フロントのブレーキディスクには6つのバリエーションがあることになります。
最も冷却性能が高い「ベリー・ハイ・クーリング」&「グループ」は、ブレーキにきついバーレーン、カナダ(に関しては、下の動画では触れていません)、シンガポール、アブダビでの使用が想定されています。
これらのサーキットでは、ブレーキディスクの温度は1200℃まで達するそう。
28mm厚のリヤは、5列1250ホールと、3列800ホールの2種類です。
ブレーキパッドは2種類のコンパウンドを設定。
アルミニウム/リチウム製キャリパーは、チームのリクエストに合わせてカスタマイズすることが可能です。
キャリパーは最大200℃まで達するそう。
パッドのアウター側、ピストンがあたらない部分は肉抜きしてあるようですね。
ブレーキディスクやキャリパーの温度や液圧を計測するセンサーも提供します。
キャリパーのライフは1万kmで、1チーム1シーズンあたり10〜15セットのオーダーがあるそう。ブレーキディスクは150〜300セット、パッドは最大600枚だそう。
これまで説明して内容がまとまった動画です↓
https://www.facebook.com/serakota/
2020年は前年に比べて最高速が伸びるとブレンボは予想しました。となると、(グリップが低くなることと合わせて)ブレーキを踏んでいる時間が長くなってディスクは以前よりも熱を持つため、クーリング性能を強化する必要があったと説明しています。
32mm厚のフロントブレーキディスクは3種類を用意。ブレーキに対する要求に合わせて最適な仕様を選択します。
最も冷却性能の高いディスクが、7列1480個の冷却ホールを持った「ベリー・ハイ・クーリング」です。
中間的な仕様は、6列1250個の冷却ホールを持った「ハイ・クーリング」。
そして、4列800ホールの「ミディアム・クーリング」。
それぞれに、「グルーブ」仕様が設定されます。2020年シーズンに新たに導入された技術です。
外周に溝を持たせて空気の通り道を作り、冷却性能を高めているのが特徴。
つまり、フロントのブレーキディスクには6つのバリエーションがあることになります。
最も冷却性能が高い「ベリー・ハイ・クーリング」&「グループ」は、ブレーキにきついバーレーン、カナダ(に関しては、下の動画では触れていません)、シンガポール、アブダビでの使用が想定されています。
これらのサーキットでは、ブレーキディスクの温度は1200℃まで達するそう。
28mm厚のリヤは、5列1250ホールと、3列800ホールの2種類です。
ブレーキパッドは2種類のコンパウンドを設定。
アルミニウム/リチウム製キャリパーは、チームのリクエストに合わせてカスタマイズすることが可能です。
キャリパーは最大200℃まで達するそう。
パッドのアウター側、ピストンがあたらない部分は肉抜きしてあるようですね。
ブレーキディスクやキャリパーの温度や液圧を計測するセンサーも提供します。
キャリパーのライフは1万kmで、1チーム1シーズンあたり10〜15セットのオーダーがあるそう。ブレーキディスクは150〜300セット、パッドは最大600枚だそう。
これまで説明して内容がまとまった動画です↓
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