TOYOTA GAZOO Racing TS050ハイブリッド2019-2020年仕様 [モータースポーツ]
WEC(FIA世界耐久選手権)シーズン8(2019-2020年)を戦うTOYOTA GAZOO Racing TS050ハイブリッドの2019-2020年仕様が発表されました。2016年のTS050ハイブリッドがベースで、3回目のアップデートということになります。
モノコックはキャリーオーバーですが、フロントセクションの変わりようは大きく、ダウンフォースを増やしにいっていることが見てとれます(と同時に、ドラッグ低減にも取り組んでいます)
ノーズは高くなり、カウルが後退して開口部が大きくなっています。空気がガバッと流れそう。
今回発表されたのはハイダウンフォース仕様ですので、ハイダウンフォース仕様で新旧を比較していみましょう。2018-2019年仕様のハイダウンフォース仕様が実戦デビューしたのは、2018年8月のシルバーストン戦でした。
高くなったノーズとカウルの後退ぶりがわかるでしょうか。フロントフェンダー後端、カーナンバーの後方がリヤ側に延長されています(矢印)。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
それより気になるのは、2017年仕様で追加になった、サイドポンツーンからディフューザー方向に抜けるトンネルが消えていること。
これ(矢印)は何かの冷却用? それとも……。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
サイドビューを見てみましょう。サイドミラーがフェンダーと一体になっているのが大きな変化点です(矢印)。ドラッグ低減に効きます。
リヤフェンダーの後端側の処理が変わり、サイドの面は高い位置を維持したままになっています(矢印)。ドラッグ低減のためでしょう。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
サイドミラーを含めたフロントフェンダーまわりの処理、見物ですね。視界はデジタルリヤビューミラーで補う(むしろそっちがメイン?)考えでしょうか。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
斜め後ろから見てみましょう。リヤカウルとディフューザーに挟まれた空間の処理が前仕様よりも凝っています。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
リヤです。リヤフェンダー後端のすぼまり具合が進んでいる(ドラッグを減らす方向)のが、よくわかります(矢印)。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
WECシーズン8は、9月1日のシルバーストン4時間(6時間ではなく、4時間です)で開幕!
https://www.facebook.com/serakota/
モノコックはキャリーオーバーですが、フロントセクションの変わりようは大きく、ダウンフォースを増やしにいっていることが見てとれます(と同時に、ドラッグ低減にも取り組んでいます)
ノーズは高くなり、カウルが後退して開口部が大きくなっています。空気がガバッと流れそう。
今回発表されたのはハイダウンフォース仕様ですので、ハイダウンフォース仕様で新旧を比較していみましょう。2018-2019年仕様のハイダウンフォース仕様が実戦デビューしたのは、2018年8月のシルバーストン戦でした。
高くなったノーズとカウルの後退ぶりがわかるでしょうか。フロントフェンダー後端、カーナンバーの後方がリヤ側に延長されています(矢印)。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
それより気になるのは、2017年仕様で追加になった、サイドポンツーンからディフューザー方向に抜けるトンネルが消えていること。
これ(矢印)は何かの冷却用? それとも……。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
サイドビューを見てみましょう。サイドミラーがフェンダーと一体になっているのが大きな変化点です(矢印)。ドラッグ低減に効きます。
リヤフェンダーの後端側の処理が変わり、サイドの面は高い位置を維持したままになっています(矢印)。ドラッグ低減のためでしょう。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
サイドミラーを含めたフロントフェンダーまわりの処理、見物ですね。視界はデジタルリヤビューミラーで補う(むしろそっちがメイン?)考えでしょうか。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
斜め後ろから見てみましょう。リヤカウルとディフューザーに挟まれた空間の処理が前仕様よりも凝っています。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
リヤです。リヤフェンダー後端のすぼまり具合が進んでいる(ドラッグを減らす方向)のが、よくわかります(矢印)。
TS050 HYBRID 2019-2020 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
TS050 HYBRID 2018-2019 High Downforce Spec.
(クリックで拡大)
WECシーズン8は、9月1日のシルバーストン4時間(6時間ではなく、4時間です)で開幕!
https://www.facebook.com/serakota/
コメント 0