LMP1-HとF1のセクタータイム&最高速比較(スパ) [モータースポーツ]
LMP1-HとF1のタイム(速さ)を比較してみました。LMP1-Hはトヨタしか選択肢はなく、2018-2019WEC第7戦スパ・フランコルシャン6時間の予選で最速タイムを記録した、トヨタTS050ハイブリッドがサンプルです。
F1は2018年第13戦ベルギーGPの予選Q2で最速だったS・ベッテル(フェラーリ)のタイム。Q3はウェットセッションだったので、ドライだったQ2のデータを参照しました(下の写真で先頭を走っているのはレッドブル)。
コース図です。ちなみに、F1ベルギーGPのメディアキットによると、オールージュ手前(図中2)の海抜は391m、ケメルストレートの先、レ・コームの先(5〜6)は海抜470mで、この間、高低差は79mです。
LMP1-Hの最大燃料流量が80kg/hなのに対し、F1は100kg/h(125%)。LMP1-Hの最低重量が904kgなのに対して、F1は743kg(82%)です。
テクニカル区間であるセクター2(図中S2)のタイム差が大きいですね。ダウンフォースの差が物を言っていそう。トヨタは次戦ル・マンを視野に入れ、ロードラッグの空力パッケージで臨んでいます。この区間ではハイダウンフォース仕様で臨んだSMPレーシング(BRエンジニアリングBR1/AER)の方が1.4秒速く、51秒146でした。
ちなみに、F1の最高速、下位3台は321.8km/h(マクラーレン/バンドーン)、324.0km/h(ウイリアムズ/シロトキン)、326.5km/h(トロロッソ/ガスリー)でした。
ノンハイブリッド勢を含めたLMP1全体では、ロードラッグ仕様で臨んだレベリオン(R13/ギブソン)3号車の326.4km/hが最速でした。
https://www.facebook.com/serakota/
F1は2018年第13戦ベルギーGPの予選Q2で最速だったS・ベッテル(フェラーリ)のタイム。Q3はウェットセッションだったので、ドライだったQ2のデータを参照しました(下の写真で先頭を走っているのはレッドブル)。
コース図です。ちなみに、F1ベルギーGPのメディアキットによると、オールージュ手前(図中2)の海抜は391m、ケメルストレートの先、レ・コームの先(5〜6)は海抜470mで、この間、高低差は79mです。
LMP1-Hの最大燃料流量が80kg/hなのに対し、F1は100kg/h(125%)。LMP1-Hの最低重量が904kgなのに対して、F1は743kg(82%)です。
テクニカル区間であるセクター2(図中S2)のタイム差が大きいですね。ダウンフォースの差が物を言っていそう。トヨタは次戦ル・マンを視野に入れ、ロードラッグの空力パッケージで臨んでいます。この区間ではハイダウンフォース仕様で臨んだSMPレーシング(BRエンジニアリングBR1/AER)の方が1.4秒速く、51秒146でした。
ちなみに、F1の最高速、下位3台は321.8km/h(マクラーレン/バンドーン)、324.0km/h(ウイリアムズ/シロトキン)、326.5km/h(トロロッソ/ガスリー)でした。
ノンハイブリッド勢を含めたLMP1全体では、ロードラッグ仕様で臨んだレベリオン(R13/ギブソン)3号車の326.4km/hが最速でした。
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