『2019 F1全チーム＆マシン完全ガイド』 [Ｆ１]
『2019 F1全チーム&マシン完全ガイド (auto sport 特別編集)
』が発売中です。
原稿を納めて、宇都宮方面に行って、東工大に行って、旭川方面に行って、戻ってきたら本が届いていました（3月1日発売）。このシリーズ、振り返ってみたら2007年から携わっておりました。原稿をまとめる作業を通じて、各チームの新車開発コンセプトが整理でき、とても役立っています。
ところで、『2019 F1全チーム&マシン完全ガイド (auto sport 特別編集)』に収録している情報は、タイミングの関係でバルセロナテスト1回目までとなっています。2回目のテストでメルセデスAMGが大幅アップデート版を投入してきたのには驚きました。
Mercedes-AMG F1 W10 EQ Power+ / Barcelona Test 1
ノーズやエンジンカバーまわりが激変しています。
Mercedes-AMG F1 W10 EQ Power+ / Barcelona Test 2
フタを開けてみなければわかりませんが、トップ3はもとより、トップ3と中団グループの差はかつてないほどに縮まっていそう。なにより、ホンダはこれまでで最も順調に準備が進んでいるよう。
開幕戦が楽しみです。
https://www.facebook.com/serakota/
』が発売中です。原稿を納めて、宇都宮方面に行って、東工大に行って、旭川方面に行って、戻ってきたら本が届いていました（3月1日発売）。このシリーズ、振り返ってみたら2007年から携わっておりました。原稿をまとめる作業を通じて、各チームの新車開発コンセプトが整理でき、とても役立っています。
ところで、『2019 F1全チーム&マシン完全ガイド (auto sport 特別編集)
』に収録している情報は、タイミングの関係でバルセロナテスト1回目までとなっています。2回目のテストでメルセデスAMGが大幅アップデート版を投入してきたのには驚きました。Mercedes-AMG F1 W10 EQ Power+ / Barcelona Test 1
ノーズやエンジンカバーまわりが激変しています。
Mercedes-AMG F1 W10 EQ Power+ / Barcelona Test 2
フタを開けてみなければわかりませんが、トップ3はもとより、トップ3と中団グループの差はかつてないほどに縮まっていそう。なにより、ホンダはこれまでで最も順調に準備が進んでいるよう。
開幕戦が楽しみです。
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世良耕太 著書・編集・監修本
今年は平成の終わりというよりも、F1ファンにとってはGP1000戦ですね。特に第二次F1ブーム世代には、感慨が大きいのではないでしょうか。
ちょうど半分 501戦目 ’91年開幕アメリカGP
J・アレジ選手は移籍緒戦、予選初日に暫定ポールポジションをたたきだす。
まだネットもなく、雑誌メディアと、即時性ではトーチュー（中スポ）、それにフジテレビの短信報道だけだった時代、その一報であおられ続けた飢餓感が爆発した記憶があります。
そして、その数日前、今日のトーチューでも平成懐古録として特集されていましたが、鈴木亜久里選手の所属するローラが内外ともに窮地の中、雑草ボウボウ、縁石もない現地のローカルサーキットでLC91をシェークダウンした映像をみた記憶があります。
その片隅に写っていたのが、同じく、突貫工事でシェークダウンしたのが、ウィリアムズFW14、だから偶然かつ幸運にもその光景を映像でみることができたわけです。
（実際はFW14はイギリスですでに転がす程度のシェークダウンをしていて、後の報道だと2台目のシェークダウンらしいが）
完全ノーマーク、まだエンジンカバーは白くノースポンサーのまま、中堅いぶし銀チーム、マンセルの都落ち先、いやまさか。
予選本番でアレジがタイヤバリアヒットでその後のキャリアもA・プロストから一回もイニシアティブをとれずフェードアウトしたなか、開幕レース本番、私は数周、チラリとぬかれるFW14の昨年型FW13Bのごつごつとした無骨さまったく残っていない、文字通り刷新されたプロフィールの完全に虜になりました。アレから30年、ずっっっっっっとタミヤの方に模型化をイベントで出会う度にリクエストしております。
それから、500戦、むしろ今俯瞰した方が、FW13BとFW14の間の境界線で分断してもおかしくないぐらいのエポックだったのか、と改めて。
そして、いまだに絶対にJ・アレジを語る上でネタにされる一言「もしも、フェラーリのオファーを蹴って、ウィリアムズに乗っていたら」＆「そんな慧眼をもった人間がこの世にいるのか？おまえできるか？」、これはネタというよりも、二次世代にとっては真摯な教訓ですよ。
追記：
1000戦になっても、かわらないなぁと思ったデザイナーあるある、今年もフェラーリの誰かがやっぱりいってました
「見た目が刷新されたときほど、『見た目はかなり変わったけど、中身は前年のコンセプト・パーツをかなり継承しているんだ』とコメントし、逆に見た目があんまりかわっていないときほど『いや、見た目は同じようにみえるけど、実際はほとんどのパーツが新規設計でまるで別モノなんだよ』といいがち」
追記2：
’91年開幕戦の亜久里選手の6位（8位や10位じゃなくて！）は、鈴鹿表彰台や、その前のスペインGP6位を上回るキャリアピークのスコアだと思う。サバイバルレースだとしても、一番最初にこわれるはずなのに。現在のウィリアムズを重ね合わせようなんておこがましいし、ファステストラップにポイントもヒストリアンからの反発強いだろうなぁ。
そしてジョン・バーナードがもちこんだフォーマットは1500、2000戦でも多分かわらないだろうな、と。とんでもない進化を重ねてきたホモ・サピエンスの後半500戦ってどうでしょうか。第一次F1ブーム世代の方の後半500戦総括はきいてみたいです。
by How To Build (2019-03-09 23:01)
↑長すぎますね…
ごめんなさい、自分のSNSでやれよって話ですね
邪魔なら削除してください。失礼しました
by How To Build (2019-03-09 23:03)
読み応えのあるコメントありがとうございます。後半500戦、人それぞれの視点で総括できそうですね。
by 世良耕太 (2019-03-10 10:54)