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単行本『トヨタ ル・マン24時間レース制覇までの4551日』は7月上旬発売予定 [モータースポーツ]

「おわりに」を書いたのは6月18日月曜日で、その頃まだル・マンにいて、ホテルで原稿書いて、帰途につく前に高速道路のインターチェンジ近くにあるショッピングモールでいつものように買い物して、240km離れたシャルル・ド・ゴール空港に向かい、途中で1回トイレ休憩して、空港近くで給油して(軽油は1Lあたり1.569ユーロでした)、空港で推敲しようと思ったけど落ち着かなくてできなくて(空腹だったし)、飛行機の中では横溝正史の『雪割草』を少し読んで、東京に戻ってからは出張校正したり、パソコンでPDFに修正入れたり、その合間に他誌の原稿を書いたり、2週間ぶりに3kmくらいクルマ動かしたりして原稿はもう著者の手を離れ、データとなって出版社の手も離れて、印刷会社に向かっていることと思います。あとはもう知りません。

と言っては無責任で、『トヨタ ル・マン24時間レース制覇までの4551日』(三栄書房)は7月上旬には店頭に並びそうです。

Toyota_4551_mihon.jpg

当然、本はまだ刷り上がっておらず、上の写真はカバーと帯の画像データをコピー用紙に印刷し、それっぽく撮影したものです。色味などは実物と異なります。

カバー+帯の画像データ版はこんなふう。

Toyota_4551_cover.jpg

文字どおり緊急出版(慌てて作りました)ですので、Amazonで検索してもまだ出てきません。検索できるようになったら改めてお知らせいたします。

「4551日」の起点は、トヨタ自動車でレーシングハイブリッドの開発が始まった2006年です。2006年と2007年は十勝24時間レースに参戦、そこからブランク(水面下で開発は継続)があり、2012年にル・マン24時間レースに復帰するわけです。

2006年、2007年、2012年〜2018年を各年ごとに章立てし、プロジェクトのリーダーである村田久武さんの言葉を軸に、トヨタが速くなっていき、強くなっていく様を振り返ります。「強くなっていく」のはクルマに限らず、人や組織についても言え、本書は後者に軸足を置いてまとめています。

人や組織が強くなっていく様子を理解する背景として(問題発生〜解決……できてないじゃん、の繰り返しでしたので)、ハードウェアの開発や進化についても触れています(知らず知らず、詳しく書いちゃってますが)。

帯なし状態のカバーを、折り返しも含めて広げた様子がこちら。

Toyota_4551_cover_m.jpg
(クリックで拡大)

帯なし状態もなかなかイケるかと。

Toyota_4551_cover_wo_obi.jpg

http://www.facebook.com/serakota

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