『佐藤琢磨インディ500優勝のすべて』取材時に撮影したモノ・その1 [モータースポーツ]
12月1日に発売される佐藤琢磨インディ500優勝のすべて (サンエイムック)にまつわる情報のつづきです。
撮影は10月某日、ツインリンクもてぎの40〜42番ピットで行われました(途中、インタービューのため本田技術研究所 四輪R&Dセンターに移動)。
左右のタイヤの傾き具合も含め、きれいな写真は誌面でご確認ください。
ファイアストン製のタイヤは新品でした。INDIANAPOLIS MOTOR SPEEDWAYのロゴが目を引きます。
スーパースピードウェイのエアロキットを開発するうえで最大の課題はドラッグ(空気抵抗)の低減です。どこに気を遣ったのかは誌面でご確認いただくとして、フロントホイールの内側を見てみましょう。空気抵抗を最小限に抑えるため、フラットな造形になっています。
ブレーキ冷却のためのダクトは車両中心寄りに張り出すのが一般的ですが、インディカーの場合、NACAダクトを用いて張り出しを回避しています。
ロッドやアームの取り付け点は、可動範囲のみスリットを設け、それ以外は透明フイルムでしっかりふさいでいます。
サスペンションアームはCFRP(カーボン繊維強化プラスチック)でできているように見えますが、スチールのアームにCFRPのカバーを被せています。写真は左リヤのトップアーム。
佐藤琢磨選手がインディ500のレース中、ずっと踏み続けていたアクセルペダルです。
つづく。
http://www.facebook.com/serakota
撮影は10月某日、ツインリンクもてぎの40〜42番ピットで行われました(途中、インタービューのため本田技術研究所 四輪R&Dセンターに移動)。
左右のタイヤの傾き具合も含め、きれいな写真は誌面でご確認ください。
ファイアストン製のタイヤは新品でした。INDIANAPOLIS MOTOR SPEEDWAYのロゴが目を引きます。
スーパースピードウェイのエアロキットを開発するうえで最大の課題はドラッグ(空気抵抗)の低減です。どこに気を遣ったのかは誌面でご確認いただくとして、フロントホイールの内側を見てみましょう。空気抵抗を最小限に抑えるため、フラットな造形になっています。
ブレーキ冷却のためのダクトは車両中心寄りに張り出すのが一般的ですが、インディカーの場合、NACAダクトを用いて張り出しを回避しています。
ロッドやアームの取り付け点は、可動範囲のみスリットを設け、それ以外は透明フイルムでしっかりふさいでいます。
サスペンションアームはCFRP(カーボン繊維強化プラスチック)でできているように見えますが、スチールのアームにCFRPのカバーを被せています。写真は左リヤのトップアーム。
佐藤琢磨選手がインディ500のレース中、ずっと踏み続けていたアクセルペダルです。
つづく。
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