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ポルシェ3.8L・水平対向6気筒自然吸気エンジンの分解写真・その2 [クルマ]

ポルシェ911 GT3(991前期型)が搭載する3.8L・水平対向6気筒自然吸気エンジン・分解写真のつづきです。いきなり触媒。ジョンソン・マッセイ(Johnson Matthey)製。

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エンジンの裏面を見ます。オイルサンプ(の内側にスカベンジングポンプ/オイル圧送ポンプ)、オイルフィルター、オイルクーラー(ヒートエクスチェンジャータイプ)の3点セット(?)が確認できます。写真右側がエンジン後方。

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オイルを冷却するヒートエクスチェンジャー単体。マーレ(Mahle)製。

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ヒートエクスチェンジャーの内部を覗きこんでみます。フィンがちょっとだけ見えます。

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オイルサンプを外すと、スカベンジングポンプ/オイル圧送ポンプの本体が出てきます。SHW製。「工場萌え」に通じる景色だと個人的には思うのですが……。

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車載状態ではオイルポンプの上にあってクランクケースの底の部分にあるのが、格子状のオイル・ウィンデージ・トレイ(Oil Windage Tray)。クランクシャフトの回転に起因するオイルの撹拌ロスを低減するのが狙い。

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カミソリクランクは後回しにして、カムカバーの裏側です。カムシャフトのベアリングキャップが、カバーと一体になっているのがわかります。

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吸排気バルブはDLCコーティングが施されたフィンガーフォロワーを介して駆動しています(最新の4.0L版はダイレクト)。カムの奥に見えるのは、カムシャフト固定用の治具。

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カムシャフトの両サイドにあるのは、ヴァリオカム(可変バルブタイミング機構)の油圧アクチュエーター。HILITE製。

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つづきます。



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