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【SGT Rd.8もてぎ2017】DTMのDRS(ドラッグ削減システム) [モータースポーツ]

DTMが採用していてSUPER GT GT500が取り入れていない技術に、DRS(ドラッグ削減システム)があります。フォーメーションラップでの先導やデモンストレーション走行などの役目を終え、撤収作業に取りかかっている際(ちょうど、見たいところが見えていますので)、撮影させていただきました。

IMG_1786.jpg

2013年から2016年までは、リヤウイング全体が後ろに傾いてドラッグ(空気抵抗)を減らす仕組みでしたが、2017年に変更になり、F1のDRSと同様、フラップが開く方式になりました。

こんなふう。

2017_Audi_DTM_4.jpg

新旧DRSの比較はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2017-02-24

2013年に導入された旧システムの構成です。リヤのクラッシャブルストラクチャーで支持するウイングステーにアクチュエーターやリンク機構を搭載しています。構成は新DRSも同じ。下の写真は旧システム。

DRS_2013.jpg

旧システムを紹介した当時のエントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2013-08-21

リヤウイングが取り外された状態ですが、システムの全景はこんなふう。

IMG_1762.jpg

空気圧を利用したアクチュエーターで動かしています。

IMG_1769.jpg

ついでに、トランスアクスル方式のヒューランド製6速トランスミッションも見ておきましょう。ケーシング上面のダンパー&コイルスプリングは取り外された状態。トランスミッション前方のベルハウジングに、ZF製クラッチが収まっています。

IMG_1773.jpg

http://www.facebook.com/serakota

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