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【ル・マン24h2017】ポルシェ919ハイブリッドの左右非対称熱交換器レイアウトなど [モータースポーツ]

公開車検に臨んだポルシェ919ハイブリッドのサイドポンツーン前端開口部は、右も左も開口部の大きな仕様でした。

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サイドポンツーン内への導風を考えてのことでしょうか、水平の板があるだけで、内部が2つの部屋に分かれているわけではありません。

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左側の開口部を覗いてみると、マイクロチューブラジエターらしき熱交換器が確認できました(写真写りの悪さについてはご勘弁を)。

熱交換器はフィンとチューブの組み合わせで構成するのが一般的ですが、マイクロチューブラジエターは、極細のチューブのみで構成します(上下方向の細いチューブの列は写っていません)。フィン&チューブより冷却効率が高いので、小さく、軽くできるメリットが好まれているよう。LMP1ではアウディと2015年の日産/ニスモに採用例があります。

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右側は一般的なチューブ&フィンタイプのインタークーラーが最前列にあるようです。

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公開車検の翌日にサーキットで行われた記念撮影では、6月上旬のテストデイと同様、サイドポンツーンの開口部を左右非対称にして臨んでいました。記念写真はこう撮るって決めている?

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後ろ姿です。

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ディフューザーの上面に小さなウイングが取り付けられていますね(矢印)。近年のF1で一般的な手法です。

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