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DTMの2017年競技規則(要点まとめ) [モータースポーツ]

ホッケンハイムでの開幕戦(5月5日〜7日)を前に、競技規則(スポーティングレギュレーション)の概要が発表されました。競技をおもしろくする狙いでいくつか規則が変更されています。主な内容は以下のとおり。

DTM_2017.jpg

無線交信の制限
→レース中、ピットからドライバーへの無線は禁止されます。何をするにしてもピットからの指示を仰がず、「ドライバーの裁量で判断しなさい」ということですね。ピットからドライバーへの指示は、サインボードに限定されます。ただし、ピットレーン走行中や黄旗提示がある場合、あるいはセーフティカー走行中の、安全に関する指示は無線の使用が認められます。

再スタートは2列編成
→1列編成で再スタートを切るよりも2列の方が駆け引きの機会が増すだろうという読みのもと、インディ方式の再スタートが導入されました。

DRSの使用は全レースで12周に制限(作動の上限は36回)
→2016年まではレース(第1レースと第2レース)ごとに回数が設定されていました。ちなみに、2016年のホッケンハイム戦では、第1レースが39回、第2レースが57回でした。

予選上位3ドライバーにポイントを付与
→ポールポジションに3点、2番手に2点、3番手に1点が与えられるようになりました。レースで与えられるポイントは変わらず、1位から10位まで、25-18-15-12-10-8-6-4-2-1点の順に与えられます。

さて、どう機能するでしょうか。2016年仕様と2017年仕様の外観上の違いや技術規則対応は、BMW M4 DTMの例でご確認ください。

BMW_M4_DTM_front.jpg
(クリックで拡大)

BMW_M4_DTM_rear.jpg
(クリックで拡大)

アウディRS 5 DTM 2017(新旧比較)はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2017-03-18

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