ZFのチューニング/サービストラック [クルマ]
過日、横浜にあるゼット・エフ・ジャパンのジャパンテックセンター(JTC)にお邪魔しました。旧TRWオートモーティブ・ジャパンの施設(TRWはZFが2015年5月に買収)で、エアバッグやシートベルト、ブレーキなどを試験する設備があります。
その施設の一角に、ダンパーのチューニングトラックがありました。国産メーカーの研究開発施設に出向いて、量産車向けダンパー(2012年にザックス=Sachsを統合)のチューニングを行います。チューニングトラックがないと、自動車メーカーに場所を用意してもらわなければなりません。その場合、自動車メーカー側の負担にもなるし、ZFのエンジニアにとっては慣れない場所での作業を強いられます。
専用のトラックで出向けば、いつもと同じ環境で開発に取り組むことができます。自動車メーカー側に余計な気を遣う必要もありません。欧州で導入済みの手法を日本にも取り入れたというわけです。導入は2015年。
トラック内部にはワークショップや減衰力特性の測定装置などがあります。ドイツからエンジニアを招いて作業にあたるのが基本ですが、日本人エンジニアだけで対応できるよう育成を進めているところだそう。
ダンパー(やクラッチ)のトラックは、サーキットではおなじみです。下の写真は、DTM/ポルシェ・カレラカップ向けのサービストラック。JTCにあるトラックよりも小ぶりですが、内部の一角にミーティングスペースがある点は同じ。
こちらは主にヨーロッパラウンドでF1と併催されるポルシェ・スーパーカップのパドックで見かけるサービストラック(バン?)。
IMSAの一戦、デイトナ24時間で見かけたZFのサービストラックは巨大でした。
http://www.facebook.com/serakota
その施設の一角に、ダンパーのチューニングトラックがありました。国産メーカーの研究開発施設に出向いて、量産車向けダンパー(2012年にザックス=Sachsを統合)のチューニングを行います。チューニングトラックがないと、自動車メーカーに場所を用意してもらわなければなりません。その場合、自動車メーカー側の負担にもなるし、ZFのエンジニアにとっては慣れない場所での作業を強いられます。
専用のトラックで出向けば、いつもと同じ環境で開発に取り組むことができます。自動車メーカー側に余計な気を遣う必要もありません。欧州で導入済みの手法を日本にも取り入れたというわけです。導入は2015年。
トラック内部にはワークショップや減衰力特性の測定装置などがあります。ドイツからエンジニアを招いて作業にあたるのが基本ですが、日本人エンジニアだけで対応できるよう育成を進めているところだそう。
ダンパー(やクラッチ)のトラックは、サーキットではおなじみです。下の写真は、DTM/ポルシェ・カレラカップ向けのサービストラック。JTCにあるトラックよりも小ぶりですが、内部の一角にミーティングスペースがある点は同じ。
こちらは主にヨーロッパラウンドでF1と併催されるポルシェ・スーパーカップのパドックで見かけるサービストラック(バン?)。
IMSAの一戦、デイトナ24時間で見かけたZFのサービストラックは巨大でした。
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