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アウディRS 5 DTM 2017(新旧比較) [モータースポーツ]

アウディが2017年シーズンのDTMに投入するRS 5 DTMが、3月7日のジュネーブモーターショーで発表されました。量産RS5クーペと同じタイミングでの発表でした。

RS 5_2017_6.jpg

こちらが最新のRS 5 DTM。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_7.jpg

こちらは2016年仕様。開発が凍結されておりましたので、ルックスは2015年仕様と同じです。

Audi RS 5 DTM(2016)
RS5_2016_5.jpg

DRS(ドラッグ削減システム)の方式が変わっていますが、その件については過去のエントリーで紹介していますので、そちらを参照ください↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2017-02-24

2017年は「ダウンフォース削減」を目的にレギュレーションが変更されており、フロントスプリッター/アンダーフロア/リヤディフューザーのスペックが変わっています。また、ライドハイトは高くなっています。

それでも、2016年より速くなっているそうで、理由はタイヤの変更とエンジンの出力向上です。ハンコック製(1社供給)のタイヤはよりソフトになりました(その代わり早く性能劣化します)。吸気リストリクター径の拡大(28.0mm×2→29.0mm×2)により、エンジン(4.0L・V8自然吸気)出力は460psから500ps以上に向上しています。

DTM_Audi_Engine_2015.jpg

フロントグリルの穴は透明のフイルムを貼ってふさいであります。エンジン吸気とラジエター冷却用の空気は、バンパー部分から取り入れます。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_5.jpg

ラジエター冷却エアを排出する開口部の処理が変わっていますね。リヤビューミラーのステーはスリットがなくなり、1枚ものになっているよう。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_2.jpg

Audi RS 5 DTM(2016)
RS5_2016_2.jpg

サイドビューを見てみましょう。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_1.jpg

Audi RS 5 DTM(2016)
RS5_2016_1.jpg

ラテラルダクトの処理が一新されています。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_9.jpg
(クリックで拡大)

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_8.jpg

Audi RS 5 DTM(2016)
RS5_2016_4.jpg

ジュネーブショーに展示された車両のリヤホイールアーチはリヤバンパー側に貫通していなかったのですが、3月13日のバレルンガテストに現れた車両は貫通していました。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_4.jpg

2016年仕様と2017年仕様では、ディフューザーの形状も異なります。切り欠きがいいですね。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_10.jpg

Audi RS 5 DTM(2016)
RS5_2016_3.jpg

バレルンガテストを走った車両は、リヤフェンダー後端部の処理がジュネーブショー展示車両とは異なります。

Audi RS 5 DTM(2017)
RS5_2017_11.jpg

http://www.facebook.com/serakota

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