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DTMの新しいDRS(ドラッグ削減システム) [モータースポーツ]

DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は2013年からDRS(ドラッグ削減システム)を導入しています。狙いはF1と同じで、ドラッグ(空気抵抗)を減らして最高速を伸ばし、追い越しの機会を演出することです。2014年から技術規則を共有するSUPER GT GT500は採用していません。

F1のDRSはフラップを開くことでリヤウイング全体が機能を失い、ドラッグが減る仕組み。一方、DTMのDRSはリヤウイング全体を18度後ろに傾かせることで、ドラッグを減らしていました。

こんな感じです↓

DRS ON(〜2016)
2013_Audi_DTM_1.jpg

ふだんはこんな感じですが……

DRS OFF(〜2016)
2016_Audi_DTM_3.jpg

DRSを機能させるとこうなります。事情を知らないと、「壊れてる?」と思ってしまいそう。

DRS ON(〜2016)
2016_Audi_DTM_1.jpg
2016_Audi_DTM_2.jpg

2017年からはドラッグ削減の方式が変わりました。F1と同様、フラップを開くことでドラッグを削減する仕組み。ドラッグ削減方法の変更に合わせて、リヤウイングは1枚から2枚に変わっています。

DRS OFF(2017〜)
2017_Audi_DTM_3.jpg

DRS ON(2017〜)
2017_Audi_DTM_4.jpg

後ろから見るとこんな感じ。

DRS ON(2017〜)

2017_Audi_DTM_5.jpg

翼端板の形状も変わっています。F1を意識?

2017_Audi_DTM_1.jpg

DRSをオンにしているときのわかりやすさ向上を狙った変更ですが、どうでしょうか。

Audi RS 5 DTM 2016
2016_Audi_DTM_4.jpg

Audi RS 5 DTM 2017
2017_Audi_DTM_2.jpg

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