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【WEC】アウディR18のハイダウンフォーススペック2 [モータースポーツ]

ポルシェやトヨタと同様、アウディもWEC第4戦ニュルブルクリンクで、後半戦向けのハイダウンフォース仕様を投入しました。サイドビューでの比較がわかりやすそうです。

開幕戦シルバーストンに投入したハイダウンフォーススペック1は1枚カナードでしたが、第4戦ニュルブルクリンクに投入したハイダウンフォーススペック2では2枚カナードになっています(1)。リヤビューミラーはフェンダーと完全に一体化していますが(2)、これは第3戦ル・マンに持ち込んだロードラッグスペックから継承。ハイダウンフォーススペック1では、ミラーがフェンダーの峰から露出していました。

サイドフェンスの形状はハイダウンフォーススペック1やロードラッグスペックと異なります。2015年第6戦富士に持ち込んだソリューションに似ています(3)。リヤタイヤ前の3連フィンはなくなりました(4)。リヤフェンダー後端の跳ね上げは、ハイダウンフォーススペック1より控え目です(5)。

Audi R18 - High Downforce Spec 2 - Rd.4
R18_Rd4_side.jpg
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Audi R18 - High Downforce Spec 1 - Rd.1
R18_Rd1_side.jpg
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真横から眺めると、ロードラッグスペックの異形ぶりがよくわかります。フロントフェンダーの張り出し具合(6)といったら……。

Audi R18 - Low Drag Spec - Rd.3
R18_Rd3_side.jpg
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ハイダウンフォーススペック2はフロントフェンダー上面の切り欠き(7)がスペック1より大きいように見えますが、角度のせいでしょうか。

Audi R18 - High Downforce Spec 2 - Rd.4
R18_Rd4_front.jpg
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Audi R18 - High Downforce Spec 1 - Rd.1
R18_Rd1_front.jpg
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Audi R18 - Low Drag Spec - Rd.3
R18_Rd3_front.jpg
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リヤフェンダー後端の跳ね上げ(8)はハイダウンフォーススペック1より弱くなっていますが、リヤカウル後端の跳ね上げ(9)は大きくなっているよう。それより、マジンガーZの口のようなセグメンが気になって仕方ありません。開口部を半分ほどふさぐ処理は現場合わせでしょうか。

Audi R18 - High Downforce Spec 2 - Rd.4
R18_Rd4_rear.jpg
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Audi R18 - High Downforce Spec 1 - Rd.1
R18_Rd1_rear.jpg
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Audi R18 - Low Drag Spec - Rd.3
R18_Rd3_rear.jpg
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