フォーミュラEシーズン2開幕戦・北京会場の雑感

目に付いたものをとりとめもなくまとめます。会場の一角にはDHLのコンテナが積まれていました。



箱の中身を「フォーミュラE」と記しては通用しませんから、「バッテリーで動く乗り物（Battery Powered Vehicle）」と書いてあります。



そのフォーミュラEに使う電気エネルギーは、シーズン1と同様、バイオ燃料（Aquafuel）でまかなっていました。

昨年の様子『フォーミュラEに使う電気をつくる場所』はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-09-15



ガレージの裏を歩いてみると、大きな箱が、ただでさえ狭い通路をさらに狭くしています。漢字の羅列からは、中身がなんだか想像がつきません。



ドライアイスでした。1チームあたり300kg。



何に使うのかといえば、主にバッテリー冷却のためです。走行を終え、ピットに停止した直後が温度的に最もクリティカルな状況ですので、すかさず右側のサイドポンツーンにドライアイスを突っ込みます（右サイドの熱交換器がバッテリー用なので）。写真はABTシェフラー・アウディ・スポーツのL・ディ・グラッシ選手が予選のアタックを終えた直後。このあと送風機をセットします。



会場内のトイレはまあ、街なかの公衆トイレよりはきれいでした。



やはり中国語で何か書いてありますが、月面に降り立った船長が発した言葉も顔負けの、スケールの大きな表現です。英語の表記はシンプルですが。



話は飛んで、ホテルのクローゼットで見つけた小箱です。字は読めなくても機能はおおよそ理解できます。



金曜日はEMOTION（F1でいうパドッククラブ）を設営中でした。その外壁にパネルを設置するところですが、めいめいが勝手に大声出しながらの人海戦術です。



「EJ（フォーミュラEのオフィシャルDJ）」も心配そうに成り行きを見守ります。



1コーナーの観客席に行ってみました。どうも新品のようですね（昨年はどうだったかな……）。



気持ちよさそう。



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