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デミオに乗って広島から東京方面へ [クルマ]

7時10分東京発ののぞみ9号で広島に向かったわけです。広島駅構内にデミオが展示してありました。

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(マツダ本社のある)向洋には向かわず南口に向かいます。目的地は畑村エンジン研究事務所(HERO)。Motor Fan illustratedで絶賛好評連載中(ちょっと盛ってます)の『博士のエンジン手帖』について、お話を伺うのが第1のテーマ(いや、ついで?)。

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第2の目的は広島風お好み焼きを食べること(ではありませんよ)。広島の人は「広島風」とは言わないのかな? お店の定番メニューを注文しました。「うどん」にしますか「そば」にしますか、と聞かれてとっさに「蕎麦」を思い浮かべたほどに初心者です。

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当方の初心者ぶりを見てとったのでしょう。写真からおわかりのように鉄板の前に陣取っていたのですが、「箸使います?」と気を遣ってくれました。「ください。初心者なので」と応えましたが、少しも笑みを見せることなく、箸と小皿を渡してくれました。

食後は取材のつづきをしつつ、出発の準備をします。第3の目的は、HEROの研究車両であるマツダ・デミオ(1.5L・直4ディーゼルエンジン搭載車)を東京まで運ぶことです。撮影&取材用にお借りしました。デミオで長距離を走ってみたかったのです。

HERO近くで給油し、トリップメーターをリセット。デミオに乗れるのはうれしいのですが、ウェット路面(というか、ザーザー降り)なのは残念でした。

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山陽自動車道を90kmほど走ったところで1回目の休憩(福山SA)。地図でルートを確認してみると、ずいぶんな距離を移動する予定であることがわかります。

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さらに200kmほど移動して西宮名塩SAで休憩。すっかり暗くなりました。相変わらず強い雨が降っています。

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ナビが指示するまま、(名神ではなく)新名神高速を進みます。途中、東名阪に入って鈴鹿ICを通過したのですが、振り出しに戻った感が突然襲ってきて突然戦意を喪失しました。体力的な「疲れ」はとくに感じていなかったのですが、伊勢湾岸の刈谷PAでピットイン。

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新東名の駿河湾沼津SAで給油しました。ここまで689.2kmを走行し、燃費は21.9km/hでした。走行車線の流れに乗って移動していたら、25〜26km/hは軽いと思わせる走りっぷりでした。今日、都内で軽油の単価を確認したら99円/Lでしたが、駿河湾沼津SAでは119円でした(涙)。

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翌朝は箱根で集合の予定だったので、御殿場ICで降ります。

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夜明け前に起床(涙)。まだ雨降っているし。

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その後、急速に天候は回復し、MAZDAターンパイク箱根の大観山駐車場からは、富士山がくっきり見えました。早起きした甲斐があったというものです。

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午後は厚木方面に移動して、寒風に吹かれつつ田んぼを眺めました(取材活動をつづけつつ)。

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ずいぶん長い距離を一緒にすごし、デミオが期待どおり、長い距離だけでなく長い時間、付き合う価値のあるクルマであることを確認しました。疲れ知らずだし力はあるし、静か。乗り味も室内のつくりも上質。ターンシグナルを作動させた際のカチカチ音やドアが閉まる際の音も品があります。リヤゲートはハンドルに手を掛けて軽く引くと、あとは自重で閉まるのですが、その閉まり具合も上質で、いたく感心いたしました。

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AUTOCAR読者

 世良さん、こんにちは。
 先日、10年間愛読したAUTOCAR JAPANが休刊になりました。「電子媒体には勝てなかった」と述べられていました。しかし!本当に電子媒体のせいなのか?!と私は思っています。

 その証拠に、世良さんも執筆しているMFiは、すごい勢いでNo.100を突破しました。それは、しっかりとした記事が、読者を惹き付けるからだと思います。対してAUTOCARは、紙媒体で読みたい、ぜひ置いておきたいと思わせる雑誌を作れなくなっただけではないでしょうか。

 新車レビューも、書き手によっては、見開き2ページのうち半分が写真、さらに文章の半分が外見の感想、肝心の走りの部分は「乗り心地がいい」「速い」など具体性のない文章が短く載っているだけ。これでは読者が離れるわけです。

 いつもMFiやAutoSportsを楽しく拝読しています。私はこれからも紙媒体を購入するつもりです。
by AUTOCAR読者 (2015-02-07 11:27) 

世良耕太

媒体の種類を問わず、「どうしたら読み手に楽しんでもらえるか」という姿勢に、どこまでこだわっていられるかが大切だと思います。こだわればこだわるほど、自分を追い込むことになるのですが……。と、自戒を込めてお伝えしておきます。
紙媒体好きのひとりとして、今後ともよろしくお願いします。
by 世良耕太 (2015-02-07 18:45) 

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