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WECで「世界一」を証明したトヨタTS040ハイブリッド [モータースポーツ]

トヨタがWEC(世界耐久選手権)に投入したTS040ハイブリッドは、アウディとポルシェを相手に戦って年間タイトル(マニュラクチャラーズチャンピオンシップ)を獲得し、世界一であることを証明しました。

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チャンピオンはクルマだけの実力で獲得できたわけではないし、ドライバー(ドライバーズチャンピオンシップも制し、ダブルタイトルを獲得しています)の働きも欠かせず、チームのオペレーションを忘れるわけにはいきません。

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でも、ことハードウェアに関して言えば、(空力やシャシーの性能も無視できませんが)「決められた燃料をいかに効率良く使うか」というフォーマットに変わった2014年、もっとも上手に対応できたのがトヨタで、その証明としての年間タイトルと理解していいでしょう。

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で、ここからは(再)宣伝なのですが、トヨタ、アウディ、ポルシェなどの2014年型WECマシンに関する技術面の詳細については、7月2日に発売したル・マン/WECのテクノロジー (Motor Fan illustrated Special Edition)にまとめております。

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「決められた燃料をいかに効率良く使うか」という命題に対しては比較的自由なアプローチが認められており、三者三様です。トヨタ、アウディ、ポルシェがどのようなアプローチでパワーユニットを構築したか、についてもまとめています。

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3メーカーが参戦するLMP1-Hカテゴリーはエネルギー回生システムの搭載が義務づけられていますが、どんなシステムを搭載するかも比較的自由。レースという過酷な環境でエネルギーを回収する難しさ(だからこそ、取り組む価値がある……)などについてもまとめています。

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トヨタがレーシングハイブリッドの開発を始めたのは2006年のことでしたが、以後の開発の流れを振り返ってもいます。

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「世界一の中身」を理解する助けにどうぞ。



チャンピオンマシンかぁ。

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http://www.facebook.com/serakota

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