スバル・ビジターセンターと群馬製作所本工場本館 [クルマ]
訪問の本来の目的はスバル・インプレッサXVハイブリッドの組立工程の一部を見学することだったのですが、ご厚意でビジターセンターと本工場本館(歴史的建造物)も見せていただきました。
群馬製作所・矢島工場内にあるスバル・ビジターセンター(2003年7月オープン)は、矢島工場見学の来訪者に、スバルの歴史や取り組みを紹介する施設です。
歴代車両(の一部)が展示してあります。壮観。
スバル360の石膏原寸モデルとスバル1000スポーツセダン+等速ジョイント。
水平対向4気筒ディーゼルエンジンのカットモデル。
本などでその存在は知っていましたが、実物を見られたのは収穫でした。フルモノコック構造の試作車、P1(スバル1500)です。1954年(昭和29年)製作。もっと小さなクルマを想像していましたが、意外に立派な体格だったのが印象的。
説明パネルに当時の写真が使われています。行幸通りで撮影したものですね。戦災による応急的な修復を終えて数年後の東京駅と郵船ビルディング(1923年/ 大正12年/フラー社/現存せず)が見えています。こういう写真見ると、写真の中に引き込まれそうになります。
頭の中が昭和に切り替わったまま(途中、取材を挟んでいますが)、本工場本館を見学。富士重工業の前身である中島飛行機は、航空機需要の増加に対応するため現・群馬県太田市の用地を取得し、新工場を建設。本社屋として建てられたのがこの建物です。1934年(昭和9年)築。施工は大成建設(参照:『産業遺産 時を超えて輝く』日刊工業新聞編/日刊工業新聞社)。
車寄せ見上げ。「最近修復した?」と思うほど、きれいな状態が保たれています。施工当時イギリスから取り寄せたままのタイルだそうで、新規タイルを入手できる見込みはなく、維持管理・補修に苦労しているそう。
昭和初期、建物に対する思い入れが現代と違って強くあった頃の豊かなムードが漂っています。追浜にある日産自動車・総合研究所にも同じムードが漂っていました。
過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2008-08-11
御影石の階段を踏みしめ2階へ。貴賓室に案内してもらいました。
寄せ木張りの床です。市松などと違って施工に手間のかかるパターン。建物(部屋)に対する思い入れの強さが伝わってきます。こういう建物を大事に残しておく(気持ちのある)企業は、いい企業に違いないと、いつもそう思います。
http://www.facebook.com/serakota
群馬製作所・矢島工場内にあるスバル・ビジターセンター(2003年7月オープン)は、矢島工場見学の来訪者に、スバルの歴史や取り組みを紹介する施設です。
歴代車両(の一部)が展示してあります。壮観。
スバル360の石膏原寸モデルとスバル1000スポーツセダン+等速ジョイント。
水平対向4気筒ディーゼルエンジンのカットモデル。
本などでその存在は知っていましたが、実物を見られたのは収穫でした。フルモノコック構造の試作車、P1(スバル1500)です。1954年(昭和29年)製作。もっと小さなクルマを想像していましたが、意外に立派な体格だったのが印象的。
説明パネルに当時の写真が使われています。行幸通りで撮影したものですね。戦災による応急的な修復を終えて数年後の東京駅と郵船ビルディング(1923年/ 大正12年/フラー社/現存せず)が見えています。こういう写真見ると、写真の中に引き込まれそうになります。
頭の中が昭和に切り替わったまま(途中、取材を挟んでいますが)、本工場本館を見学。富士重工業の前身である中島飛行機は、航空機需要の増加に対応するため現・群馬県太田市の用地を取得し、新工場を建設。本社屋として建てられたのがこの建物です。1934年(昭和9年)築。施工は大成建設(参照:『産業遺産 時を超えて輝く』日刊工業新聞編/日刊工業新聞社)。
車寄せ見上げ。「最近修復した?」と思うほど、きれいな状態が保たれています。施工当時イギリスから取り寄せたままのタイルだそうで、新規タイルを入手できる見込みはなく、維持管理・補修に苦労しているそう。
昭和初期、建物に対する思い入れが現代と違って強くあった頃の豊かなムードが漂っています。追浜にある日産自動車・総合研究所にも同じムードが漂っていました。
過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2008-08-11
御影石の階段を踏みしめ2階へ。貴賓室に案内してもらいました。
寄せ木張りの床です。市松などと違って施工に手間のかかるパターン。建物(部屋)に対する思い入れの強さが伝わってきます。こういう建物を大事に残しておく(気持ちのある)企業は、いい企業に違いないと、いつもそう思います。
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