レンジローバー・イヴォーク・クーペとフォード・クーガ

「おぉ、これは」の第3弾です。こんなクルマ持てたらいいなぁ、と感じたクルマは何台かありましたが、レンジローバー・イヴォークはその1台。アイデアスケッチがそのままカタチになったような潔さ。通りすがりの人々の注目度もナンバーワンでした。



後ろ姿もいいですね。なんかこう、メカっぽい。



インテリアも素晴らしい。ハイテク感が漂っています。



視覚表現的にすぐれているだけでなく、造り込みのレベルも高い。そこそこ値段の張る（兄貴分に比べればだいぶリーズナブルですが）クルマに乗っているムードはきちんと味わえます。



エンジンルームのお化粧が素っ気ないのは、まぁ、普段目にする場所ではないので仕方ないでしょう。2L・直4直噴ターボ（フォードのエコブースト）＋6速AT（アイシン・エィ・ダブリュ製）の組み合わせ。



フォード・クーガで「おぉ、これは」と思ったのはボンネットフードの開け方でした。



前席左か右か、いずれにしても足元にボンネットフードを開けるレバーがあるものですが、それが見当たらない。フロントグリルについているブルーオーバルを半回転させると、キーシリンダーが出てきます。そこに、リモコンキーに差し込んであるスペアキーを抜き取って挿入し、左〜右にひねると開く仕組み。滅多に開閉する機会はないので問題ないのでしょうが、面倒といえば面倒。



こちらは2.5L・直5ポート噴射ターボ（デュラテック）＋5速ATの組み合わせ。一見するとイヴォークの方がハイスペックですが、高速燃費はイヴォーク（1730kg／100km/h走行時のエンジン回転数は1800rpm近辺）が12km/L台だったのに対し、クーガ（1640kg／100km/h走行時のエンジン回転数は2050rpm近辺）は13.5〜14.5km/Lでした。メカの仕様だけで実燃費を判断するのは危険ですね。



http://www.facebook.com/serakota