アウディS6/S7/S8(のエンジン) [クルマ]
皇居のお濠端に行って参りました。新装なったパレスホテル東京(2012年5月〜)を訪れるのは初めてです。旧パレスホテル(1961年〜2009年)の雰囲気も好きでしたが、時代の流れでしょうか。
パレスホテル東京の宴会場で見てきたのは、アウディS6/S7/S8でした。
従来積んでいた5.2L・V10自然吸気を4.0L・V8直噴ターボに置き換えたので、シリンダー減らしの正統派過給ダウンサイジングです(ま、それでも4Lなんですが)。カバーに隠れてよく見えませんが、バンク内側排気です。2基のツインスクロールターボと水冷式インタークーラーはバンク間に収まっています。DLCコーティングを施したピストンピンを使用。
(写真:Audi)
シリンダー数と排気量を減らしただけでなく、気筒休止も行います。(8速のうち)3速以上のギヤが選択され、エンジン回転数が960〜3500rpmにあるなどの条件を満たした場合、1/4/6/7の4気筒のみが作動する仕組み。クランクシャフトの1回転で点火されるのは4気筒ではなく2気筒になります。
電磁コイルを内蔵したアクティブエンジンマウントが振動を打ち消す仕組み。
(写真:Audi)
電磁アクチュエーターによってピンを押し出し、通常運転用と休止用の2種類のカム山を切り替える仕組み。2L・直4直噴ターボではリフト量のハイ/ロー切り替えに同じ仕組みを使っています。VWの気筒休止も同じ原理(すべてシェフラー製?)。
(写真:Audi)
記者発表会では、Sモデルは「ル・マン24時間耐久レースを制した最新テクノロジーを受け継ぐ」「モータースポーツで培われた革新技術による“高効率性能”を両立した」といった説明はありましたが、前日に行われたWEC第2戦シルバーストンの結果(優勝。そして、4戦を残してシリーズタイトルを獲得)に関する言及は一切ありませんでした。WECのプレゼンスが足りていないのでしょうか。
(写真:Audi)
http://www.facebook.com/serakota
パレスホテル東京の宴会場で見てきたのは、アウディS6/S7/S8でした。
従来積んでいた5.2L・V10自然吸気を4.0L・V8直噴ターボに置き換えたので、シリンダー減らしの正統派過給ダウンサイジングです(ま、それでも4Lなんですが)。カバーに隠れてよく見えませんが、バンク内側排気です。2基のツインスクロールターボと水冷式インタークーラーはバンク間に収まっています。DLCコーティングを施したピストンピンを使用。
(写真:Audi)
シリンダー数と排気量を減らしただけでなく、気筒休止も行います。(8速のうち)3速以上のギヤが選択され、エンジン回転数が960〜3500rpmにあるなどの条件を満たした場合、1/4/6/7の4気筒のみが作動する仕組み。クランクシャフトの1回転で点火されるのは4気筒ではなく2気筒になります。
電磁コイルを内蔵したアクティブエンジンマウントが振動を打ち消す仕組み。
(写真:Audi)
電磁アクチュエーターによってピンを押し出し、通常運転用と休止用の2種類のカム山を切り替える仕組み。2L・直4直噴ターボではリフト量のハイ/ロー切り替えに同じ仕組みを使っています。VWの気筒休止も同じ原理(すべてシェフラー製?)。
(写真:Audi)
記者発表会では、Sモデルは「ル・マン24時間耐久レースを制した最新テクノロジーを受け継ぐ」「モータースポーツで培われた革新技術による“高効率性能”を両立した」といった説明はありましたが、前日に行われたWEC第2戦シルバーストンの結果(優勝。そして、4戦を残してシリーズタイトルを獲得)に関する言及は一切ありませんでした。WECのプレゼンスが足りていないのでしょうか。
(写真:Audi)
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