インフィニティ・エマージEの中身

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード、始まっていますね。とっくにご存じの方もいらっしゃると思いますが、出場車の1台、インフィニティ・エマージEについて調べたら、中身について公式的に説明がありました。

エマージEはこちら。2012年のジュネーブショーで公開されたコンセプトカーです。


（写真：Infiniti）

中身はこれ（2011年のフランクフルトショーで撮影）。



わかりにくいので、こちら。ロータス・エヴォーラ414Eハイブリッドです。


（写真：Group Lotus）

ロータス・エンジニアリングが開発した1.2L・直列3気筒エンジンを発電専用に積んだレンジエクステンダーです。モーターはEVOエレクトリック社製で、TMGが製作したEV P001＆P002と同じ。出力は（モーター2基合わせて）300kWです。30マイル分の電気エネルギー（リチウムイオン電池の容量は17kWh）を使い切ると、エンジンが始動し、発電する仕組み。これにより、さらに（NEDCサイクルで）300マイルの走行が可能。



EVOエレクトリック製モーターについての過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2012-05-23

中身がわかってしまえば、似ているな、とも思いますが、インフィニティとしてはインフィニティのデザイン言語と、レンジエクステンダーも含めていろんなこと考えていますよ的な情報を発信できればいいのかと。たとえ中身はヨソから調達したものでも。でも、日産デルタウィングといい、あんまり似たような手口（いや手法）がつづくとどうなのでしょう……。


（写真：Infiniti）

（写真：Group Lotus）

似ている？　似ていない？

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