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日産リーフ3時間試乗 [クルマ]

リーフに乗りました。電化製品ではなくて、やはりクルマです。アクセルペダルの踏み込みに対する反応が素早くかつ力強く、そして息が長い。気持ちいいです。楽しいです。MTだのDCTだの、内燃機関と組み合わせるトランスミッションの良し悪しや好みを論じるのとは次元が違って、(とくに日産リーフの)モーターによる駆動、とてもいいです(と、再確認しました)。

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クルマが上下に揺すられる際の動きからは、重たい(というか軽くない)感じが伝わってくるのですが、そうした印象が先立つからでしょうか、身のこなしの軽さに驚きます。ライントレースが楽で、運転がしやすい。「箱根に持っていきたい」(つまり、ワインディングロードを走りたい)という声を聞きましたが、賛成です。

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さて、試乗当日は好天に恵まれたものの、外気温度計は、6℃から8℃を行ったり来たり。エアコンを働かせたいところですが、いいことを聞きました。ステアリングヒーターとシートヒーターをオンにすれば、エアコン無用だと(寒冷地仕様を選ぶ必要がありますが)。確かにそのとおりでした(すぐに暖まるのはいいけれど、ステアリングヒーターの効き、ちょっと強めです)。

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モニターには、電力消費計を表示することができます。ヒーターやワイパーを動かしてみると、電装品の目盛り(右下)が反応。エアコン(右上)の消費電力がケタ違いに大きいことがわかります。バッテリーの容量が24kWhですから、「このペースで使い続けると……」と、大丈夫なのか浪費しすぎなのか、感じをつかむことができます。左の大きな目盛りは、モーターの瞬間出力。高速道路を通常のペースで走るぶんには、20kWも使えば事足ります。

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高速道路のパーキングエリアで急速充電してみました。充電口が車両前端についているため、駐車スペースに向かって「いま充電しています」と自慢げにアピールする格好になってしまいました(本当は裏でこそこそやりたかったのですが)。

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そのせいもあってが、注目度抜群。クルマに戻りづらい状況が続きます。しかし、急速充電器の重たいケーブルは何とかならないものか、と思いますね。コネクターの接続/解除の手順も面倒。F1のタイヤ交換とまでは言いませんが、もっとスパッと済ませたいですね。改善策が進行中のようですので、進化形に期待したいと思います。

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燃費ではなく電費ですが、100kmちょっと試乗して5.5km/kWhでした。バッテリー容量が24kWhなので、このペースだと132km走れる計算です。JC08モード一充電走行距離は200kmなので、無駄遣いしすぎ? まあ確かに、80kWのモーター出力(を支えているのは反応の早いバッテリー)を存分に堪能しましたので。どういう走り方をしたらどの程度バッテリー残量に影響を与えるのか。日常の足として使い続けているうちに、感覚でわかるようになるでしょう。このあたり、ガソリン(あるいはディーゼル)車と同じだと思います。

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iPhoneだけでなく、他社スマートフォンや携帯電話でも、充電やエアコンをリモート操作することは可能。でも、グラフィックと操作性はiPhoneアプリの方が断然スマートです。

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