ボルボS60

気がついたら試乗してから1ヵ月近く経ってしまいましたが、なぜ急に引っ張り出したかというと、原稿の締め切りが迫っているからですね。当時のムードを思い出そうとしているわけです。販売開始は3月5日なので、偶然にもタイムリーな露出（と自己弁護）。



北欧デザインとひとくくりにしていいかどうかわかりませんが、独特のムードを備えてはいます。とくにインテリア。センターコンソールなど、使い勝手はともかく、美しい。見とれたせいで、写真を撮り忘れました（と自己弁護）。

さて、お目当てのパワートレーンは新開発の1.6L・直4直噴ターボ＋6速DCTだったのですが、「これはいいなぁ」と感激したのは3L・直6ターボ（4WDです）＋6速ATの方でした。滑らかな力の出方とゆったりしたクルマの身のこなしがぴたりと合って心地いい。で、この6気筒、ボルボの伝統で横置き。タイミングベルトはトランスミッション側（写真向かって右側）にあります。



話変わって白いクルマで何を始めようとしているのかと言えば、「シティ・セーフティ」と呼ぶ衝突回避技術の体験です。レーザーセンサーによって前方を監視し、危険を感知すると自動的にブレーキが作動〜追突を軽減、30km/h程度までなら回避する仕組み。



衝突回避の体験に使うダミー人形がこれです。自立することはするのですが、少しでも風が吹くと……



こんな風に倒れてきます。



なので、底の部分に重しになる水を入れる設計。間違っても、コンクリートブロックやら石やらを入れてはいけません。万が一衝突した場合に、クルマを傷めてしまいますので。

コメント 2

このクルマはやっぱり１０万キロでタイミングベルトの
交換が必要なんでしょうか？
by tetsuan (2011-03-05 22:38) 

そうだとしたら、面倒くさそうですねぇ。
by 世良耕太 (2011-03-06 00:01)