VWシャランちょい乗り [クルマ]
慣れというものは恐ろしいもので、たった1.4Lの排気量で1830kgのクルマを動かしているのに、さほどの驚きがないのです。TSIエンジンを積んださまざまなクルマに乗った経験から、「動くだろうな」と想像がついたし、実際、苦もなく動くのです。
シャランは日本で販売するVW車としては初めてアイドリングストップ機構を装備しています。日産マーチと違って、ステアリングの切り込み(荷重)で再始動を行う制御は入っていません。停止するとエンジンが止まり、ブレーキペダルから足を離すと再始動するシンプルな仕組み。エンジン停止中は静かになって当然ですが、走行中も速度域を問わず静かだったのが印象的でした。
アイドリングストップ中にドアを開けると、「イグニッションを切れ」の警告が表示されます。
トゥーランより450mmも長いのに、数字ほどの差は感じませんでした。威圧感がないのは、全高が1750mmと低めなことと関係あるのかもしれません。試乗中、アルファード(全高1890mm)が横に並んだ際は、向こうの乗員を見上げるかたちになりました。
後列のドアは電動スライド式です。日本サイドの要望がドイツ側に認められ、実現の運びとなったそう。ヨーロッパで販売されるシャランも電動スライド式。3列シートへアクセスする際には2列目シートを跳ね上げる必要がありますが、その手順はシンプルです。
2列目に座った際の見晴らしの良さも印象的でした。映画館の座席のようで、画面ならぬフロントウィンドウ越しの景色がよく見えます。3列目は実用上十分といったところでしょう。トゥーランに対するアドバンテージは、3列目を使った際も、実用的なラゲッジスペースが残ることでしょうか。
タイヤはコンチネンタル社の「モビリティタイヤ」を装着。直径5mm以下の穴であれば、タイヤ内側の保護層が働いてエア漏れを防ぐ仕組み。ゆえに、スペアタイヤ要らず。
シャランは日本で販売するVW車としては初めてアイドリングストップ機構を装備しています。日産マーチと違って、ステアリングの切り込み(荷重)で再始動を行う制御は入っていません。停止するとエンジンが止まり、ブレーキペダルから足を離すと再始動するシンプルな仕組み。エンジン停止中は静かになって当然ですが、走行中も速度域を問わず静かだったのが印象的でした。
アイドリングストップ中にドアを開けると、「イグニッションを切れ」の警告が表示されます。
トゥーランより450mmも長いのに、数字ほどの差は感じませんでした。威圧感がないのは、全高が1750mmと低めなことと関係あるのかもしれません。試乗中、アルファード(全高1890mm)が横に並んだ際は、向こうの乗員を見上げるかたちになりました。
後列のドアは電動スライド式です。日本サイドの要望がドイツ側に認められ、実現の運びとなったそう。ヨーロッパで販売されるシャランも電動スライド式。3列シートへアクセスする際には2列目シートを跳ね上げる必要がありますが、その手順はシンプルです。
2列目に座った際の見晴らしの良さも印象的でした。映画館の座席のようで、画面ならぬフロントウィンドウ越しの景色がよく見えます。3列目は実用上十分といったところでしょう。トゥーランに対するアドバンテージは、3列目を使った際も、実用的なラゲッジスペースが残ることでしょうか。
タイヤはコンチネンタル社の「モビリティタイヤ」を装着。直径5mm以下の穴であれば、タイヤ内側の保護層が働いてエア漏れを防ぐ仕組み。ゆえに、スペアタイヤ要らず。
2011-01-28 17:12
nice!(2)
コメント(2)
価格設定がちょっとお高いのが難ですが、新型シャランには興味があったので、お話参考になりました。
ただ、1.4のTSIエンジンでこの大きな体躯、しかもフル乗車の場合、ストレスなく加速させ、クルーズできるのか?
その辺が知りたい気もします。
by nobi (2011-01-30 20:04)
nobiさん、コメントありがとうございます。
2名乗車だったので、想像でお答えするしかないのですが、登坂路を加速するようなシーンでは、1.4TSIエンジン、相当頑張っている印象でした。ストレスないとも言えるし、もうちょっと欲しい、という気もするし。なんとも微妙というか、絶妙というか。なので、フル乗車だと、ちょっときついかもしれません。
NAで2.5L相当という表現が、的を射ていると思います。
クルージングは問題なし。というより、静かで快適で楽しいです。
by 世良耕太 (2011-01-31 01:52)