トヨタ・ヴィッツちょい乗り

吸排気VVTを備えた1.3L・直4エンジン搭載車（低回転域からトルクフルに感じました）、1.0L・直3エンジン搭載車（3気筒に特有の振動とはこういうものか、と体感できます）、1.5L・直4エンジン搭載車（5速MT車をチョイス。純粋に、楽しい）を少しずつ味わいました。



ベストバイはやはり、1.3Lのアイドリングストップ機構搭載車ですかね。ブレーキの負圧やらバッテリーの電圧やらをこと細かにモニタリングし、システム的にちょっと不安な領域になるとエンジンが始動します。再始動しなくなったら困るので、早めに手を打つ制御なのでしょう。でも、ちょっとばかり過剰反応な気がしました。エンジンが停止したのなら、できるだけ長く止まっていてほしい。このあたり、市場の反応を見て対応していくそうです。

CVTの制御はタイトになっており、好感が持てました。いたずらに回転数を上げず、エンジンのトルクで粘りながら走るイメージです。

普段、左ハンドル車に乗っているせいか、ターンシグナルを出すつもりでワイパーを動かしてしまうことがたまにあるのですが、ヴィッツに乗ったときもやらかしてしまいました。で、そのときに1本ワイパーであることを確認。



軽量化が目的です。Aピラーが前進したためにフロントガラスの形状が正方形に近くなり、しかも曲面の度合いが小さく、かなりフラットだから成立したのだそう。ワイパーゴムの長さは700mmもあります。