エクストレイル・ディーゼル（AT）

神奈川県横須賀市にある日産の試験場「GRANDRIVE」で、同社の先進技術に触れることができました。まず一例を。2010年に発売する電気自動車の話題が先行しがちですが、その一方で、既存技術にも磨きを掛けています。

日産は2008年9月に他社に先駆けてポスト新長期規制をクリアしたディーゼル車を発売しました。エクストレイル20GTがそれですが、ハイブリッド車や電気自動車の影に隠れてすっかりトーンダウンして現在に至っています。



トーンダウンしたのはハイブリッド車のせいばかりではなく、トランスミッションの設定がMT車だけしかないこと。なのは日産も承知していて、6速AT車を準備中。2010年春に発売予定です。低回転からこれだけもりもり力が湧いてくると、ATでイージーに運転するのも悪くないな、とMT車ユーザーとしても思います。気になるのは燃費ですが、MT車（10・15モード15.2km/L）に近づけるよう、熟成中だそうです。



試乗したのはイギリス仕様車でしたが、国内向けに施された遮音・吸音性能の高さを改めて実感したドライブでもありました。

コメント 2

またまた　おじゃまします。
ヒューズの件、参考になってよかったです。
エクストレイルのディーゼルエンジン　強烈なトルク良いですよね
さすがルノー製　燃費も含めて　欧州は未だにディーゼルがエコエンジンの主流なわけがわかります。
by たけちゃん (2010-10-30 18:03) 

そうなんです。乗ってみるといいんですよね。トルク感も、燃費も。
「体感してもらう」のが普及に向けたハードルのひとつ。もうひとつは、ガソリン車との価格差でしょうか。
by 世良耕太 (2010-10-30 23:46)